今日は先輩デザイナーに紹介して頂いた、プリンティングディレクターにお会いしてきました。まず僕のようにプリンティングディレクターを目指す若い人が少ないということに驚きました。もちろんいるにはいるのだろうけれど、デザインではなく印刷を選ぶには少数派の様です。自分の考えているディレクター像は合っているようです、しかし最近は予算が少ない仕事が多い関係で面白いことはあまり出来ないんだそうです。その低予算の中でどう面白いことをするかに今は意識しているそうです。僕はデザインにおいて表現することが面白いというよりも、ある条件の中でどれだけ面白いことをするか、どれだけ巧く条件を活かすかということに面白みを感じます。ですのでそういった状況や問題ないし、それを楽しもうとしている方でとても嬉しかったです。さらに嬉しかったのが、その方が将来やりたいことがまさに僕がやりたいと思うことと全く同じであったということです。初めて自分と同じやりたいことを持っている人と出会えた気がしました。もちろんその方には実力と経験があって僕にはないから失礼な話ですが。僕の様な存在を喜んでもらえ、さらにタイミング的にももしかしたら仕事のお手伝いが出来るかも知れないという状況、今回紹介して頂くことができて本当に良かったです。仕事に繋がらなかったとしても、この人と知り合え話しが出来たことは意味があります。やりたい仕事に就くには様々な道があります。固執せずに色々なことを経験していきたいです。印刷にもっと触れ、紙を良く知り、自ら活動する。あくまで能動的にいたいです。最後に思ったのが、印刷会社で働かなくとも自分で勉強できることはあるし、出来ないこともある。出来ることは少しでもやろうと、そう思いました。