兄とメールしてたらふと仕事の話になった。たった一通の内容だが、僕にはとても響いた。仕事に限らない話だけど、僕は他人との比較での評価ばかり気にしている。相対的ではなく、もっと絶対的評価を自分にしよう。自分自身の評価基準で自分を評価しよう。そう改めて思った。そしたらとても心が楽になった。
僕は小さい頃から絵が好きで、高校で無印良品amadanaの影響でプロダクトデザインに憧れ、大学一年の頃四年生の先輩の影響でグラフィックデザインに憧れ、水野学さんと出逢いアートディレクターに憧れ、いつからか印刷の虜になっていた。卒業してアルバイトしてエディトリアルデザインの事務所で働いてクビになって、またフリーターになって、ふとやっぱり僕は印刷が好きだって思った。きっかけは東京で知り合ったデザイナーさん。同級生がデザインやってるから僕もやらないと格好悪い、そんな風に思ってた。だけど純粋に好きな事をやろうと、その為に自分自身で動こう、そう思い始めたら気持ちが楽になりました。
純粋な気持ちでいる、人との比較で判断しない、そう思える時本当に心が楽になります。この楽は堕落とは違うと思います。良い楽だと思う。バイト中に僕の性格を直したいって話をしてて、そこが良いところなんだから気にしないでそのままで良いじゃない、と言って頂けた。なんか上手く言えないけど、そういう事なんだろうな。
やっぱどんだけ道に迷っても、恋いはしたいし美味しいご飯も食べたい、楽しい音楽も聴きたい。あいだみつをじゃないけど、それでいいじゃんって事だね。