今日この本を買いました。背表紙に惹かれて買いました。帯を外してみてさらに惹かれました。装丁は鈴木成一さん。やはり。僕がいいなーと思う装丁はこの方の場合がとても多い。僕をグラフィックデザインへと導いたのは2つの原因がある。1つ目は当時の先輩。一年生の頃から仲良くさせてもらっていた先輩方がグラフィックデザインをしていて、その影響があった。2つ目は本、つまり装丁です。さまざまな装丁を見て装丁という仕事に憧れました。グラフィックに、印刷に、特殊加工に、デザインに憧れました。一年生の頃装丁家になりたい、と同級生に話していたのを思い出しました。今でも装丁は僕に大きな影響を与えている。
もう1つ。何か新しい事をやると、新しい知識が手に入ると実感する事が多い。最近ポートフォリオのデザインをしていて本の形式や中のレイアウト、字詰めなど考える事があります。普段全く考えないという訳ではないが、あまり意識しない事を意識するのでその知識が手に入ります。デザインでも食材でも好き嫌いは良くないですね。せっかくある素晴らしい物は少しでも知りたいです。そう、せっかくだからを大切にしたいですね。